ジレンマ

IMOLEの社会貢献

IMOLEでご購入いただいた商品代金の2%を社会貢献に役立てるべくお預かりしています。残念ながらまだ食料を購入するまでの金額に達することができていません。

今の金額なら、年末になんとか食料を買えるのではないか!… いや甘かった…

お米を一袋(漫画にあるような麻袋に入ったような感じ)で約60,000ナイラ、日本円にして10,000円を超える価格。

このまま待つか、今できることをするか、悩みました。

そんな時、オセニ氏からホームレス問題も深刻だということを聞きました。

調べてみると、2006年にはラゴスでスラムの建物を政府が撤去すると発表したり、貧しい人が住む場所を追われていることは確かなようです。

いつも布を仕入れるお店のご主人から、近くの教会に自宅で調理したお弁当などを持ち寄って、ホームレスの人たちに配るボランティアをしていると聞いたそうです。やはり仕事がなく、住む場所を失った人が多いのかと胸に重い石が乗ったような気持ちになりました。

オセニ氏と一緒に、社会貢献について話し合っています。

できる限りの食べ物をホームレスの方々に提供し、残ったお金で児童保護施設にノートと鉛筆を送ることも考えています。

もっとIMOLEが成長し、ひとつ、またひとつ、雇用を生み出すことができれば…この夢は捨てていません。

そのためには縫製という枠を超えたものづくりや、商品の輸入を考えることも必要かもしれません。

道は険しく、始めてから2ヶ月にして心が折れそうになることもありました。「ゆっくり行こう、きっとうまくいくよ」オセニ氏に励まされ、お客様の「バッグいいね!」の声に支えられています(実は私自身ゆっくりしてはいられないのですが)。

こんな商品はどうかな、などご意見もいただけたら嬉しいです。

先日はトートバッグにポケットが欲しい、斜めがけバッグがあれば、というご意見をいただきました。早速現地に伝えました。

ジレンマは続きます。

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この記事を書いた人

大手外資系のコンピュータ会社で役員秘書、その後同じく大手外資系IT会社に入社。退社後2023年にIMOLEをスタート。
音楽大学出身。日英の他に韓国語中級。4か国語目を勉強しようと計画中。
アフロビート、色、布に惹かれる日々を送っています。
”Ayomide”はモスルがつけてくれた名前です。

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