アフリカの西、ナイジェリアは世界第7位である人口2億、若年層数も世界の中でもとても多い国です。
貧富の差が激しく、仕事がない若者はお店や会社のドアを一軒一軒叩き、炎天下仕事を探します。
才能溢れる彼らと一緒に何かできないか、雇用をひとつでも生むことができないか、そうして縫製職人達と共にIMOLE（イモレ）がスタートしました。
毎日のようにやってくる停電。日本の皆さまにご納得いただける商品の制作のために、日々ミーティングをすることも困難でした。現地に制作の全て任せること、これも勇気のいることでした。
そしてやっとみなさまに商品をお見せすることができることをとても嬉しく思います。職人がひとつひとつ、心を込めて、足踏みミシンで手作りしました。
イギリス統治下であったため、現在も公用語は英語ですが、現地では場所や民族ごとに話されている言葉があります。そのひとつヨルバ語で” IMOLE “は『光』を意味します。現地で制作指揮をとるMosuru Oseniが名付けてくれました。
成長しながら、私たちは社会貢献を使命として、ひとつひとつ心のこもった商品づくりを行なっていきます。
文字通りIMOLEが希望の光となれるよう、どうぞよろしくお願いいたします。
Founder / Creative Director
IMOLEクリエイティブディレクター
Nami Kuwakado 桑門 奈巳
IMOLEが成功するかどうか、まだ始まったばかりなのでコメントは難しいのですが、この何ヶ月か準備をしている間に、何度もファウンダーのNamiとはチャットや電話で口論になりました。相手がNamiでなかったら辞めていたと思います。
今は私の意見を尊重してくれて、任せてくれることが嬉しいです。いよいよオープンですが、喜んでいる時間はあまりありません。次、そしてその次のプロジェクトのための準備があるからです。
私はとても忙しくなりましたが、仕事ができることだけでなく、自分たちの文化や家族のことまで気遣ってくれる会社の代表者として、隣人のために働くことを誇らしく思います。日本の皆様によい製品を見ていただけるように、近くにいる困った人たちを助けられるように今日もバスに乗って出かけます。どうか遠いところいにる私たちの友人になってください。
CEO / Tailor, Nigeria
現地で指揮をとるリードサプライヤー、縫製職人
MOSURU OSENI モスル オセニ
Mosuruの幼なじみで、同じ縫製職人の道に進みました。最近兄のところに子供が産まれておじになりました。
（彼はとてもシャイで、私とビデオチャットする時も下を向いて「え？！」と何度も聞き直さなければならないほど声も小さい..そんな彼が、最近は色々と縫製の仕方を提案してくれるようになりました）
Tailor, Nigeria
ナイジェリア在住の縫製職人
Stephen Ogunmola ステペン オグモーラ
